アイリックコーポレーション(本社:東京都)は、生命保険や損害保険の保険証券をテキストデータ化する、AI-OCRを用いた「保険証券OCRサービス」を1月17日(木)から販売開始した。
同社が過去20年間にわたり蓄積してきた生命保険の証券分析ビッグデータを駆使したロジックを構造化した「ASシステム」のノウハウと、「証券分析AIアシスト機能」で実現した同社の子会社であるインフォディオが開発したディープラーニングによる非定型OCR「スマートOCR」の技術を組み合わせさらに発展させて、生命保険だけでなく損害保険分野も含めた保険証券の基本項目をテキストデータ化するサービスを提供できるようにした。
ASシステムは、同社が独自に開発し保険ショップ「保険クリニック」で活用している「保険IQシステム」と同等の機能を持ち、保険分析・提案を支援するシステム。銀行・企業代理店・保険代理店等の保険販売会社など、現在までに約350社の企業に導入されている。
保険会社や銀行、プラットフォームビジネスを展開する会社やフィンテック、インシュアテック企業などに提供し、各企業が所有している様々なサービス・システム・アプリ等とAPI連携していく方針。これにより、加入保険の一元管理(見える化)や商品レコメンデーション、見積作成や保全の効率化等、様々な形で新たな価値の提供を想定している。