ラクス(本社:東京都)は2020年2月17日、クラウド型経費精算システム「楽楽精算」のOCR 技術を活用した読み取り機能等のアップデートを実施した。「楽楽精算」では、領収書・請求書へのタイムスタンプ付与機能や、伝票の検索機能、保存されたデータに改ざんがないかを一括で検証する機能など、電帳法のスキャナ保存要件に対応する機能をそろえている。今回の機能アップデートにより、スキャンした領収書・請求書のデータをPCよりアップロードすることで、「取引日/受領日/金額/取引先」といった情報が自動で読み取られ入力されるようになる。すでにOCRが搭載されている「楽楽精算」スマホアプリを併用すれば面倒な手入力を大幅に削減できる。領収書・請求書を代理でアップロードできるユーザーを設定することができる機能もアップデート。事前に代理者を設定しておくことで、管理・メンテナンスの手間が軽減できる。

楽楽精算
また同社では、今回のアップデートにより、プロジェクトごとに承認者を設定できるようにしたことで、直属の上司だけではなく適切な承認者を充てることで判断のスピードアップ、余計な社内確認の工数削減につながるとしている。
ラクスの経費精算システム「楽楽精算」は、2019年9月末で5,000社を超える企業が導入している。