ネットスマイルは、特許出願中の独自の文字認識システムを開発。
ディープラーニング(CNN、DNN、LSTM等)を用いた人工知能OCRプログラムにより、高い文字認識精度を誇る。手書きや印字された文字をデジタルの文字コードに変換するOCRで難しいのは、企業によって請求書等のフォームが千差万別であることが一因。請求書等のフォーマットを分析してテンプレートとして蓄積することで、反復的な取引先のデータは、より早く正確に読み取ることが出来るようになる等、非定型レイアウト対応に特長を持つRPAと連携するAI-OCRの本命。
企業情報
企業名 | ネットスマイル株式会社 |
代表 | 代表取締役 齊藤 福光 |
事業内容 | *人工知能・機械学習シミュレーション・プログラムの開発・サポート *主に、RPA、業務自動化、自然言語処理、チャットボット、投資向けAI *コンピュータ・シミュレーション・プログラムの開発・サポート *数理科学・技術計算・データ解析プログラムの開発・サポート |
資本金 | 1億1,500万円 |
所在地 | 〒113-0034 東京都文京区湯島4-1-11 南山堂ビル3F |
WEB | https://netsmile.jp/lp/ |
導入企業
日揮、東京大学、りそな銀行など
提携企業
*パソナ
パソナが持つBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)や人材派遣・育成のノウハウ、ネットスマイルが持つAIによる高精度のスキャン「AIスキャンロボ」を組み合わせたサービスを提供し、スムーズなRPAツールの導入を支援。
特長
*座標を固定しないから読取が簡単(特許出願中)
一般的なAI-OCRでは、座標を固定することで読取範囲を確定しているため、座標が少しでもズレると正確に読み取ることができなかった。AIスキャンロボでは、座標を固定せず人工知能が自動的に判別するオートセグメンテーション機能(特許出願中)を持つ。通常のOCRでは1時間もかかるテンプレート作成も、2~3分でスピード設定できる。
*多品種小ロットの帳票に最適
既存のOCRでは、処理を行う際にどのテンプレートを使用して読み取るかを手動で設定するのが大変な手間。他社から送られてくる請求書などバラバラなフォーマットの帳票を、一度に複合機でスキャンするだけで自動的にテンプレートが選ばれる、テンプレート自動識別機能を搭載。
*複数ページの読み取り可能、RPAツールと連携
3枚綴りの請求書など2ページ以上にわたる帳票もAIが判別し読み取りが可能。1シートのcsvに出力することができるため、WinActorやBizRobo!、SynchRoidといったRPAツールとの連携も容易。紙の書類からRPAを実施する上では必須のAI-OCR。
導入費用
導入費用については未公開だが、無料トライアルがあるため、まずは自社にある帳票がどの程度認識されるのか問い合わせてみるのが良いだろう。
*AIスキャンロボ https://netsmile.jp/lp/
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