人工知能文書読み取りエンジンを持つシナモンは、2019年2月1日付で、新浪剛史氏のアドバイザー就任を発表した。経営体制の強化と海外事業の展開をさらに推進することを目的としている。
新浪氏は、サントリーホールディングス代表取締役社長。日本有数の企業経営者として世界の第一線で活躍。三菱商事を経てローソン代表取締役社長に就任。2014年10月より現職。経済同友会副代表幹事を歴任。新経済連盟幹事、日本経済団体連合会 審議員会副議長、経済財政諮問会議民間議員、世界経済フォーラム International Business Councilメンバー。外交問題評議会Global Board of Advisorsメンバーでもある。
同社は、現在提供しているAIを活用した業務生産性向上や働き方改革の促進、またグローバル展開に向けて、新浪氏の豊富な知見と経験から導き出されるアドバイスを受けるとした。
新浪剛史氏は、「AI産業は社会を大きく変革していますが、進歩した技術を真に社会のために役立てるのは『人間力』です。人間がAIを活用し、よりクリエイティブな仕事、より活力ある生活を実現していかなければなりません。こうした世界の実現を掲げるシナモンのビジョンに共感し、このたびアドバイザーをお引き受けさせていただくことといたしました。」とコメントしている。