AI insideは、人工知能を活用した文字認識などで業務効率化サービスを提供するAIベンチャー企業。
2018年7月末に東京大学エッジキャピタル、日本郵政キャピタル、三菱UFIキャピタルを引受先とした第三者割当増資で総額約5億3000万円を調達している。
フォーマットが一定の書類が大量にある業務のOCRに適した機能を持つ。
企業情報
企業名 | AI inside 株式会社 (AI inside Inc.) |
代表 | 代表取締役社長CEO 渡久地択 |
事業内容 | 人工知能事業 |
資本金 | 7億8040万円(資本準備金含む) |
所在地 | 〒150ー0002 東京都渋谷区渋谷3-8-12 渋谷第一生命ビルディング4階 |
WEB | https://inside.ai/ |
導入企業
みずほ銀行、大日本印刷、レオパレス21など
提携企業
*PwCコンサルティング
間接部門の定型業務を自動化・効率化するRPAのソリューションを多くの企業に提供するPwCコンサルティング。RPAを成功に導く上で大きな障壁となる、紙の資料の電子化という課題を人工知能搭載OCR「AI inside」を活用することで解決し、効果の高い業務プロセス改善の実現を目指す。
特長
*特別なチューニングや事前学習が不要
特別な事前学習なしに、従来型OCRでは困難であった文字と文字のつなぎ目や切れ目を判別するなどがAI-OCRにより可能に。大量データ読取り時も、自動でスケーリングを行う。必要な時に必要な分だけのリソース利用が可能であり、大規模処理が想定される場合に有効。
*読取範囲を1度指定するだけで、何枚でも自動認識
既存OCRの設定はプロでないと難しかったが、DX Suiteでは高度な知識は必要なく、クリックだけでOCR設定からワークフローの設定まで、すべてを行える。一度指定すると、同じフォーマットであれば、AIが自動で書類の読取り対象領域を抽出する。
*データチェックにAIのサポート
エントリー作業のAIによるサポート、ベリファイのサポート、エントリーベリファイの複数回チェックのサポートなど、データチェックに関する基本機能を取り揃える。マウスの操作なしに、通常のフォーム入力と比べて最適化されたキータッチでデータチェック業務を進めることができる。
導入費用
導入費用については未公開だが、無料トライアルがある。トライアルの利用には、AI insideで行われる「ハンズオンセミナー」への参加が必須となっているため、まずは問い合わせてみるのが良いだろう。
*DX Suite https://inside.ai/dx-suite/
※上記の情報は、掲載時におけるWEB等の公開情報や取材等に基づいて作成しておりますが、情報が古いなど現況と異なる場合はご指摘ください。