ミンカブ・ジ・インフォノイド(東京都)は、連結子会社であるロボット投信(東京都)を通じて、同社が開発した投資信託の運用会社向け運用レポート等作成ツール「ロボット・レポート」を活用し、運用レポート等の作成及び開示をデジタル化し、広く投資家にリアルタイムに配信する取り組みを開始した。
投資信託の販売会社であるauカブコム証券、SMBC日興証券、SBI証券、松井証券、楽天証券、NTTデータエービックが共同で参画する。
ロボット投信社は、投資信託を始めとするアセット・マネジメント分野において運用会社の様々な業務をデジタル・トランスフォーメーションするソリューションを提供してきた。「ロボット・レポート」は、投資信託に係る運用レポート等を自動生成し、コンテンツをAPI経由で再配信可能にするSaaS(Software as a Service)型のクラウドサービス。
「ロボット・レポート」の活用により、これまでPDFや画像で提供されてきた投資信託の基準価額・純資産総額の推移やポートフォリオの概況等が自動生成され、最新のデータに更新し続けることが可能となる。また、HTML形式で電磁的に開示されるようになり、情報の即時性・適時性が高まる。
また同社では、自動生成された運用レポート等が大手総合証券、NTTデータエービックを通じて大手ネット証券会社並びに地域金融機関に自動配信されることとなり、運用会社にとっては「ロボット・レポート」を導入することで、より広くタイムリーに投資家に訴求することが可能になると見込んでいる。