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健康診断の紙の結果をデジタル化するAI-OCRサービス「WellaboSWP デジパスPlus」を提供開始

メディヴァ(東京都)とシャイン(東京都)は2022年12月より、健康診断の紙の結果票をデジタル化するAI-OCRサービス「WellaboSWP デジパスPlus」を開始する。メディヴァが提供する「WellaboSWP」は、従業員の健康情報を一括管理・運用を可能とするクラウド型サービスであり、業務の効率化に貢献する諸機能に加え、健康診断結果をはじめとする種々の健康情報を可視化するダッシュボード機能を備える課題解決型の健康管理システム。この機能を最大限に活用するためには、データ化された健康情報が必要であり、シャインが提供する「デジパス」と組み合わせた「WellaboSWP デジパスPlus」は、健康診断結果票をこれまでよりも安価、短納期でのデータ化の実現を目指すサービス。

定期健康診断は年に1回の実施、従業員への結果通知、就業に関する医師の意見聴取および結果の保管が各企業に義務付けられている。また、昨今の健康経営では健康診断結果から従業員の健康課題を分析し、課題解決に取り組むことが求められている。しかし現在、健康診断結果票の多くは紙面による結果で運用されているため、非効率な従業員通知や産業医判定、セキュリティを担保した場所の確保の必要性、困難なデータの可視化等が大きな問題となっている。企業で健診結果票をデータ化するためには、人事担当者や産業保健職が自らパンチ作業をするか、またはデータ化サービスを利用する必要がある。

同社によると、健康診断結果票のデータ化サービスは存在するが、納期は2~3ヶ月、価格は1枚あたりおおよその相場で1,000円程と、納期・価格の観点で企業のニーズを満たすことができていないとする。同サービスは、単価と納期ともに大幅削減、最短納期2週間、健康診断結果票一枚あたりのデータ化費用144円〜で提供する。参考価格は、従業員数400人の場合(データ化対象:健康診断結果項目10種類、従業員情報、法定項目)、従業員1人あたり初年度204円、次年度以降144円。

 

 

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