NTTコミュニケーションズが提供するAI人物検索サービス「Takumi Eyes」が、一般社団法人日本自動認識システム協会が選定する「第20回自動認識システム大賞」にて、大賞を受賞した。
「自動認識システム大賞」は、年に一度、自動認識技術やシステムの発展と普及・啓発を目的として、先進的かつその効果が極めて顕著な自動認識関連の技術やシステムを表彰する賞。
「Takumi Eyes」の深層学習を用いた高い検知精度が持つ技術的新規性、警備稼働の削減などの大きな導入効果、また徘徊高齢者などの捜索への適用可能性という社会的な価値が高く評価され、受賞に至った。
同サービスは、AI(人工知能)技術の一種であるディープラーニング(深層学習)を活用して、録画映像から不審者などの特定人物を自動検出することが可能なサービス。検索したい人物の画像を1枚読み込ませるだけで、独自の学習を行わせたAIにより、後ろ姿だけが映っている映像など、様々な向きや角度の映像からでも人物の検出ができる。また、顔が映っていない場合でも人物の検出が可能となる。
同社では、人間による目視に比べて大幅に見逃し率を抑えられることに加え、目視の場合1時間かかる人物検索を15分以内に短縮することができるとしている。