マネーフォワードは2023年3月より、京都信用金庫の顧客に提供する法人用資金管理サービス『まとめて資金管理』を『Mikatano 資金管理』と名称を変えてリニューアルする。同時に、『Mikatano』シリーズとして展開する『Mikatano インボイス管理』および『Mikatano ワークス』の提供も開始すると発表した。
地方創生・地域密着型金融の推進のため、地域金融機関には、顧客企業に対するコンサルティング機能の発揮を通じて、中小企業をはじめとする顧客企業の経営改善等に向けた取組みを最大限支援していくことが求められている。また、地域の中小企業の事業価値向上が地域経済の発展を担っている一方で、約7割の中小企業で十分なDXが進んでいないという調査結果がある。
京都信用金庫と同社は、全国の金融機関に先駆けて、昨年9月より『Mikatano 資金管理』の前身サービスである『まとめて資金管理』の提供を開始し、企業の資金管理や資金繰りにおける課題解決に取り組んできており、今回、『Mikatanoインボイス管理』『Mikatanoワークス』の導入を進める。
『Mikatano インボイス管理』は、請求書管理サービス。発行・受領した紙の請求書のスキャンデータをアップロードするだけで、請求金額や支払期限など請求書に記載されている内容が、AI-OCRにより自動でデータ化されるため、手入力での転記の負荷を減らし、請求書を簡単にデータ化して一元管理できるようになる予定だ。