アドバンスクリエイト(本社:大阪府)は、2018年9月に開発した保険証券管理アプリ「folder」において、証券画像の画像写真をOCR(光学文字認識)によりデータ化する「認識率」が当初の70%から90%を超えるところまで機能改善が進んだと発表した。
所在がわからなくなりがちな「保険証券」。その保険証券をスマホで撮影してクラウド上で管理できれば非常に便利ではないかという発想から開発されたアプリが、同社の保険証券管理アプリ「folder」である。単に管理するだけではなく、契約データと紐づいたり、契約している保険会社との連絡先が連携されたりするなど色々な機能を開発中。同社は、国内最大級の保険選びサイト「保険市場」を運営している。
同社によると、リリース当初は、OCRによるテキスト化の精度にムラがあり、証券画像のデータ化の1処理に10分程度の時間を要していたが、AIによる機械学習を重ね、アプリ内カメラ機能のチューニング、OCR機能の言語判断など証券画像に最適な調整も行うことで、テキスト化の精度を約70%から90%超まで向上させたという。開発を続けると同時に、早期にアプリダウンロード数10,000件を目指す方針だ。