コージェントラボは、最先端の人工知能開発を目指す注目のAIベンチャー企業。
特に注目されているのが、手書き文字認識に強みを持つ「Tegaki」で、その名の通り手書き文字認識に特化した技術。印刷された文字よりも圧倒的にOCRによる認識が難しい手書き文字を、独自のAI技術により高い精度でデータ化するのが特長。
企業情報
企業名 | 株式会社Cogent Labs(コージェントラボ) |
代表 | 代表取締役 飯沼 純、エリック ホワイトウェイ |
事業内容 | 最先端の人工知能の研究・開発と関連ソリューションサービスの提供 |
資本金 | 14億7200万円 (準備金含む) |
所在地 | 〒150-0034 東京都渋谷区代官山町20-23 TENOHA LAB |
WEB | https://www.tegaki.ai/ |
導入企業
野村総研、TOPPAN FORMS、NCRなど
提携企業
*キャノンマーケティングジャパン
AIを活用した手書きOCR分野で協業し「手書き AI OCRソリューション」を2017年11月より提供開始。「Tegaki」とキヤノンの画像処理技術によるOCR開発キット「Rosetta-Stone-Components」を連携させ、活字と同様に手書き文字も高精度に自動認識させることで、紙文書からのエントリー業務全体の効率化と業務品質の向上を目指す。
*ソフトバンク株式会社
RPA(Robotic Process Automation)分野における業務提携契約を締結。RPAは、書類の中には手書きの文書も多いため、業務自動化に当たり手書きの文字をデジタルデータ化する必要がある。「Tegaki」の導入によって、膨大な書類のデータ入力や集計、加工などの作業を、よりスピーディーに自動化することが可能に。
特長
*手書き文字認識に強み
同社によると、手書き文字の認識率99.22%を達成した研究結果に基づき、データ入力業務の効率化とコスト削減を実現。OCR・ディープラーニングを活用した独自のアルゴリズムを利用し、平仮名、片仮名、漢字、数字、アルファベット、記号などさまざまな手書き文字を認識することができる。
*多様な文字を読み取れる利便性
手書き文字に加えて、チェックボックス・丸囲い文字などを一つのサービスで読み取れるため、フォーム毎OCRとの使い分けや選別をする手間が不要。実際の手書き書類には、選択式のチェックボックスや1文字ずつ枠に記載する書式などがあり、OCRの障害となっていた。
*他言語対応・業界用語対応可能
トレーニングデータを準備することで各種他言語の手書き文字読み取りへの適用が可能となる。業界特有の言語モデルと連携すれば読み取り精度を高めることができる点もAI-OCRならでは。
導入費用
導入費用については未公開だが、無料トライアルがあるため、まずは自社にある手書き帳票がどの程度認識されるのか問い合わせてみるのが良いだろう。
*Tegaki https://www.tegaki.ai/
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