弁護士ドットコム(東京都)は、Web完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」にて、契約書データにおいてAIを用いた自動データ化技術とオペレータの入力補助によって自動管理できる新機能「クラウドサインAI」を提供開始した。
クラウドサインは、紙と印鑑をクラウドに置き換え、契約作業をパソコンだけで完結できるWeb完結型クラウド契約サービス。新たな人工知能を用いたサービスでは、クラウドサインによる契約締結後、契約内容に関する7項目の情報を自動で判別し、クラウドサイン上での管理・検索が可能になる。管理できる情報は、契約締結日・契約開始日・契約終了日・自動更新の有無・解約通知期限・取引金額・契約相手の名称の7項目。
また同社では、クラウドサインによる契約締結だけでなく紙で契約締結した場合でも、契約書をスキャンしたPDFファイルをクラウドサイン上にアップロードすることで、クラウドサインで行った場合と同様に契約情報を自動で判別・保存され、オペレーターの入力補助により、AIを用いた契約管理業務の自動化を実現できるとしている。