Flitto,Inc.(本社:韓国)は、NAVER Co.,Ltd.(本社:韓国)のAI翻訳サービスpapagoと言語人工知能分野での戦略的業務提携を2021年3月5日、締結した。
両社は今回の業務提携により、AI翻訳の精度向上に積極的に乗り出す事になる。特に人工知能(AI)翻訳、OCR(Optical Character Reader)技術の向上に焦点を置いて、人工知能の精度を高めるために相互協力を継続する予定。
NAVERは、2016年AI翻訳papagoをリリースした後、2020年画像翻訳機能をアップグレードするなど、技術開発を通じてサービスを改善している。これらのサービスにおいてFlittoのデータ収集機能と校正、翻訳処理技術などと連携する事で、高品質の翻訳精度を保ったモデル開発を行うとした。
一方、Flittoは、独自のプラットフォームを活用して、AI翻訳モデルを開発しており、多くのグローバルIT企業とAI翻訳の精度向上における協力関係を結んでいる。今年初めには韓国の政府機関である韓国知能情報社会振興院(NIA)から、国内10社の人工知能分野スタートアップに選定され、データ収集の作業に寄与している。
FlittoのSimon代表取締役CEOは「約9年の間、言語データと人工知能に焦点を当ててきたFlittoの多言語データ収集、翻訳処理の技術は他社にはない強みだ」とし「言語系の人工知能分野において主要な技術を保有しているNAVERと協力してAI翻訳技術の開発に努めていきたい」と語った。