電通国際情報サービス(東京都、以下ISID)は、経費精算システム「Ci*X Expense(サイクロス エクスペンス)」に、LINE(東京都)のAI-OCRサービス「CLOVA OCR」との連携機能を2021年4月に搭載する予定であることを本日、2021年2月15日発表した。
Ci*X Expenseは、コンシューマー向けテクノロジーと、ISIDが強みとするグループ経営管理の知見を融合して開発された経費精算システム。4月のリリースで搭載する「CLOVA OCR」との連携機能により、領収書をスマートフォン等で撮影し、Ci*X Expenseにアップロードするだけで、経費申請の日付、金額、支払先入力を自動で行うことが可能となるとしている。
連携搭載される予定のLINE「CLOVA OCR」は、書類や画像をAI-OCR技術によりテキスト化するサービス。同社によると、「CLOVA OCR」の認識精度は、横書きや縦書きだけでなく、丸く湾曲して書かれた文字や傾いた文字などの悪条件下での読み取り、多言語の認識、専門用語の認識などで高い精度が見込めるとしている。